子どもを育てていると毎日、色んなことが次々と起こります。うちは二人ですのでそれが倍です。一人のことが片付いたと思えば、またもうもう一人の子の問題が・・・と言う具合です。
先日、下の娘が私に友達関係の悩みを打ち明けてきました。小3でも女同士は色々あるものです。うちの娘は一見は気が強そうに見えるのですが、案外打たれ弱いところがあり、友達の何気ないキツイ一言や態度を気にして悲しくなり、私に泣きながら話すのです。
まずはしっかり話をきいてやります。それでひとまずは落ち着きます。そしてあとはその先をどうするかです。娘が私になにを訴えていて、どんな答えを求めているかをそこで素早く感じとることが重要な鍵となります。そこで失敗すると涙は大量に流れ娘の悲しみや怒りに更に火をつけることになります。
子どもはどんな時でも母親にはいつも身方でいて欲しいのです。自分のことをわかって欲しいのです。悪くない自分のことを悪くないと言ってもらって安心したいのです。
そこで娘の隠れていた友達への反発心や怒りを娘と一緒に同調してやることにしました。娘の中から出てくるの友達へ不満を「そうだ!そうだ!」と握り拳をつけながら大げさにやってみました。だんだんと娘の顔は涙の顔から笑みがこぼれるくらいに柔らいできました。
ここで私もほっとするのです。今はいい子になんてならなくていいと思うのです。子どもの我慢も限界があります。
何が起きてもその子のあるがままを受け入れてやること、それが一番大事なことなのかなと思う今日この頃です。