お化粧の中で特に重要なのは、ベースメイク、そして目元のメイクでしょうか。
特に私のような、細く目立たない目の場合は、お化粧するかしないかで、まったく印象が変わってきます。
まずは、アイシャドウ。以前は緑系を使っていましたが、三十代になってからは落ち着きがあり、肌馴染みの良いベージュ系を使うようになりました。
薄い色を瞼全体にぼかし、まつ毛の際、目尻のあたりに濃い茶色のシャドウを細く入れます。指の腹で、軽くぼかすと自然になります。
次に入れるのは、アイライン。
私が愛用しているのは、黒色のペンシルタイプです。あまり尖らせず、やや先端が丸くなったそれで、目尻からこめかみへ向けて書いていきます。
ごく細く入れる方もいますが、顔立ちが薄い私はアイラインを太く、やや長めに書いています。そうすると、不思議と顔つきまでが強く変わったような気がするのです。
アイラインが濃いので、時に家族に「古代エジプトの人みたいよ、やり過ぎじゃない?」等と言われるのですが……自分自身の満足が第一と、このやり方を続けています。小顔フェイシャルのリンパマッサージと同様にお化粧は、自分に自信を与えてくれる大切な行為です。